絵詰め合わせ。どうやらこの頃は二人絵がブームだったようです。
ちなみに、描のほうにも2点upしてます。
夜砕(過去)、ジオ=ヴェガ、ハリベル東仙、チルッチ石田、??(こども)、乱菊七緒、砕蜂(男体化注意)
夜砕!夜砕!
こんな穏やかな日があってもいいじゃない。
まあ気づかなくて大遅刻したわけですけどね。
獲物を屠るのなら、気づかぬ間に済ませるくらいがいい。
恐怖(ストレス)を与えると、筋肉は硬直し腐敗のたちも悪くなる。うまいものにありつきたいのなら、捕らえ方も洗練させなければならない。
忍び寄って、殺す。それだけだ。
顔を隠すパーツを剥こう、というのがテーマだった……………………はず。
「次に鎖を解くのはアンタがあたしに殺されるとき。戦士の下で死ぬのがお役目なの」
あんな容姿だというのに、破面の誰よりも戦士であることに誇りをもっているチルッチが素敵。だから正当な戦い方をする石田じゃないと、"戦い"そのものに意味がない。力を振るうことに、その力があることを証明することが生きること。みたいなことで縛りの言い訳。
あと派生して、そういうまっすぐな性質だから、ある意味でえげつないろくでなしの統括官をぶった切って貶めてやったら爽快だろうとマスカラなんか塗ってるチルッチがいたら可愛いですね、とかいってみる。いや、某サイト様のチル→要掌編の影響だな。
きみたちこんくらいのときに出会ってれば良かったんだYO!
という。まぁ練習なんですけどね。
「早く帰らないと日が暮れますよ」
「ん………もう暮れてる」
「じゃあなおさら―――」
帰りたくないのはわたしで、それも、本当にくだらないミスをしでかしたから周囲にあわせる顔がないという、それこそ副隊長にあるまじき思惑に基づくものだ。だからそんなことは口にしていないし、それはもちろん乱菊さんにたいしても例外ではない。同じ副隊長としての矜持もある。
(なのに何故読み取られるのだろう)
「まあいいじゃない。
今から帰ったら報告書仕上げて提出してから帰りたくなっちゃうし、そのあいだに相談事やら急ぎの決裁やら持ち込まれて残業よ?だったら、長引きましたーって直帰したほうがいいわ、絶対」
こうしていて、結局事態を引き受けるのは決まって彼女だ。泥をかぶる、というのではない。そういう自己犠牲や感傷めいた自負心は彼女には無縁で、だからこそ彼女にだけは、背伸びをしても足元を掬われる心配をせずにすむ。
「そうですね…」
礼など言えない。そんなことは、乱菊さんがそこに在ることすべてに対してでないと意味がない。
そんなことを考えながら、帰還の遅れを伝えるために神機を取り出した。
男体化注意(言わなきゃわからんレベル)