Slavage logs Ex二次2008

69の日!

ロックの始まりは4拍子のカノン的なベースラインなので。ベーシストを描くのは正しいのです(強迫)

 

えっここにupするのが8月?(いや7月中にupする予定だったんだけど) いいんですどうせInternational rock'n'roll day は7/13なんで。さらに言うとGUANO APES はどっちかというと分類上metalです。(要は描きたかっただけ)

 

ちなみに メタルの日は11/11ないし12/12です。

 

スペインのロンダに中国建築が生えたら、的な。

 

あ、わかりにくいけど橋の両端が門になってて中入ると通行料取られます。で、出たとこに絵描きや土産物屋が待ち構えてて(略)。平和=安定した治世下では専門職の石工や掃除屋が補修や掃除をやるんだけども、騎獣や類まれなロープ芸を使ったそれが最近話題になって、最近は昼日中にパフォーマンスとしてやるようになりましたとさ。通潤橋の放水みたいなもんです。

 

ただ、十二世界じゃなくてマジモンの漢民族世界だったら「龙达」とかって崖にでっかく書く気がしますな。――あの感覚だけはわからん。観念や興趣を現実世界につなげるために文字/ことばをかたちにしてそこに置くという仕組み。文章やシーンの投影のために何故文字が必要なのだろうか…。

 

女(的なさむしんぐ)キャラは西施と楊貴妃タイプに描き分けたいというキモチがあるんですけどね、そもそも好きになるのが西施タイプに偏っているという問題がありましてですね…

 

あ、『白暮』の薫子さんと茜丸です。浴衣浴衣。

成熟した女の柔らかさと対極にある線の固い痩身でモダンな柄を着こなすのが茜丸、古典柄を昭和元禄風にアレンジするのが薫子。

 

浴衣デザインに関しては キモノ葉月 の写真を大いに参考にさせて頂いております(小声)。だってかっこいいんだもんよ。

驕慢の檻
驕慢の檻

―――とか言ってたくせに次の月には茜丸に古典柄の振袖着せてますね!…いやまぁ500才にしたら1900年代前半に成立した今の"振袖"における古典柄なんて新作(正確にはリバイバル)もいいとこでしょ。おけおけ(無理矢理)

 

しかしいいねこのお囲い者さん感。笠井あゆみじゃなくて高橋葉介の女装少年。

『覚悟のススメ』

なんかとんでもねーぶっとんだ漫画だった…。(まだ2巻までしか読んでません)

 

いや山口貴由なら『シグルイ』とか『衛府の七忍』とかのほうがたぶん好きなんだけど、散様描きやすいじゃん…

『エリア51』と『群青にサイレン』を読み終わって虚脱してたときにふつーに面白いやつを求めて読み返した。

―のと、pctblで"読書感想文をかけ"みたいなお題?を見かけて勢いで。

 

やおいセンサーがポンコツな私でもこれはけっこうやおい読みできるんじゃないかと思ってる(自分が妄想できるとは言ってない)。主要な登場人物♂しかいないし主人公があらゆる方向から執着されまくってるから。

 

でさー主人公ライバルの藤波がさーかわいそうなんだよ常に主人公補正の被害者で(またか)。

 

 

まぁどういう読み方をしようと面白いのは確実なので皆読んでください。綺堂の半七と違って顎十郎は意外と未チェックな人いるでしょ。

同上。というかこっちを先に描いた。

 

悪漢が投げ捨てた手燭から抜きざまに蝋燭の上半分だけを掬い上げ相手の鼻先に突きつける―――なんつーことが可能かどうかは知りませんが、なんかもう雰囲気だけでカッコイイじゃないですか。そういえばオサレってこういうことじゃなかったっけ。

 

まぁ顎十郎の顎十郎たるゆえんの場所が隠れたのは失敗だった気もするけど。(ダイナシ)

きよらかブロンドみたいな清純気弱な子に♤みたいなのがつけいる様を想像すると、たいへん美味しい、もとい甘美ないやいや胸の痛む心地がいたしますな。

29話。

角がかわいい。

 

ていうか存外にリリーの絵多いな!なんなの好きなの???

―いやまじめに考えると物語の展開上揺さぶられることの多い=お着替えが多いキャラなので描きたくなるのは確かなんすけどね。

9話の未熟スーツ。

ダメスーツとかこの辺とかかっわいいよねぇぇぇ。

 

ところで29話ですよ。

手に汗握る緊迫の展開―――!消費者として美味しい、危機と濃い情とあるべくしてあるキャラの姿!かわいいお着替え!そして気になる次のクライマックスはー!

 

―――みたいなのを差し置いて、リリーのケモノチックがトーン肌じゃなかったことに勝手に安堵した。

いや勿論トーン肌自体はいいんだけども、それが褐色肌だったら嫌だなーとピンク♡のケモノ化以来いい続けてきたので。

 

というのは、強化はともかく「悪堕ち」の場面でトーン肌になるのは2020年代(差別が認識されていながら未解消な時代)にあまりに無用心じゃないか。無論モノクロにおけるトーン肌であって、それが褐色/黒檀ではなく赤etc.の肌色を意味している可能性はあるが。
万一トーンの示すのが"黒い肌"だった場合
日本において褐色/黒檀肌=差別属性ではない(ブラックに対する差別はあれども"="で肌の色を差別属性と呼んでしまうことは、それはそれでいくつかの問題を取りこぼしてしまう)。しかし日本含むいくつかの文化圏で、肌の色はハイクラス(支配・抑圧)↔️ワーキングクラス(被)の権力構造及び価値規範と結び付いてきた。そして同時に、肌の色は人類史で女性差別と並んで広範に認知されている人種差別と容易に結び付く。
それを"悪""歪み"のイメージで用いることは浅慮と呼ぶに十分な訳でさ。まして性規範に切り込まんとする先駆的な作品でそれ?っていう。
まぁ他のケモノチックがそのまま肌な点、excuseはあるんだけど。
🌙は割とアリなんだよ。強化であることとギャル→黒ギャル*の流れがあるから。被差別当事者があれをブラック・フェイスの類例ないし appropriation ととらえる危惧は置いておいて―私はこれまでのところその指摘をきかない―、黒ギャルの褐色肌はブラックの模倣ではなくギャルメイクの一種として受容されてる。しかもポジティブな。
なんてことを考えてたので、リリーのケモノには一安心しましたよ、と。
*黒ギャルの祖たる90年代末期の山姥ファッションは少女が他者(強者)の評価から脱して主体的に選択したもの(男ウケの悪い自己肯定)としてフェミニズムの文脈で世界を瞠目させた。ただその末流の黒ギャルはポルノ及びオタク作品において積極的なケア要員として解釈しなおされ、揺り戻しに遭ってるけども。