Slavage logs Ex1909

※ES21絵はonepunchに移動しました

lotuseaterってコンセプトで祥瓊を描こうと思ってたんですよねー学生時代くらいに…

 

どんだけ昔だよ。

しかも筆に任せてたら"安逸のなかにいたころの祥瓊"には到底見えない感じになったし。構図に困ってつい麒麟入れちゃったし。というか"幽霊画"というコンセプトが突然混ざってきたし。

でも手ブロで10%を重ねたときの、この妙にざらついた感じは好きなんだよなぁ。濃くしようとすると結局いつもの手ブロ塗りになっちゃうしスマホで見ると全然伝わらないんだけど。

なんか巧い具合に活かしたい。

 

ところで、今更「天野喜孝が好き」なんて言えやしないけども―実際、別に好きなわけじゃないだろ―、昔の作品見るとやっぱすげーなーとは思う。書いていて気持ちよく楽な線を選んでいるようでありながら全体を見るとあるべき曲線があるべき位置にある、と思わされる。

北澤龍模写(このレベルは模写っていわない)

たまには古代っぽいメイク。風情があっていいねぇ。

基礎練的にさらっと。

『ファリスの聖女』フラウスの基本イメージは『the Messenger』のMilla Jovovichです。ショートカットのシーン群の。顔立ちや体つきや仕草は全然違うんだけども、金髪碧眼のコーカソイドがノーメイク(いや実際はノーメイクじゃないけども)のときの、あの少しぼんやりした色合い。

 

なお映画はLuc BessonなのでLuc Besson的なものしか期待できないというかLuc Bessonです。

 

 

*あと、

小説版『ロードス島伝説』を発掘したので読み返したんだけども。いやー不愉快不快。角川の仕事のえーかげんさとか(校正おらんのか???)20年前のラノベの女性観とか文章のざっかけなさとか(それは好みだろ)…いやわかってた、とうに知ってたんだけど、やはり酷い。山田章博の絵だけ眺めとくべきなのはわかってるんだけどさぁ。

「西瓜を食べるとき、種をどうしてる?

最初にほじる?実にかぶりついてから舌で選り分ける?」

「えぇ、そのまま呑み込んでしまうのかい?…それはよくないな」

 

「いや、薄くて白い種―あれはいいんだよ、未熟だからね。

まずいのは丸々太った甲虫のような後はもう芽吹くばかりの熟れた黒い種。それだって喉に詰まるほど大きくはないし歯を傷めるhド硬くもないよ、もちろん」

「でもね、考えてごごごごらん―胃酸の海を抜けて薄くなった殻のなか、栄養t…ぷりの腸を旅する間、種子は生きたいと思わな異だろうか。その芽は根は育ちたいと」

「いくつかの種は芽生えるよヒトの身を苗床にして」

 

かんがえてもみなよ。なんで西瓜割りなんて野蛮な風習があるのか。それは誰もが心の奥底ではしっているある脅威にそなえるためじゃないのかい

さぁそろそろはじめようか じゃまなかぶりものもおちたし

 

 

夏はこーFarin UrlaubをBGMにする感じでいきたいですね。

水彩っぽくしたかったのにいつもの感じに。

 

所謂ファンタジーのステレオタイプ竜を描いてると、描けなさと非合理性に苛々してくる(笑) だっておかしーだろ、絶対飛べないって。肢が一対多いのは、もうパンダの親指とか芋虫毛虫の腹脚の概念で、デカくてゴツい=重そうなのはファンタジー世界のスペシャルな物質のおかげで現生人類には想像できない強度硬度(そしたら今度は羽ばたきが!)軽さを実現しついでに空気の組成が違うってこじつけでクリアしたんですけど。

でも筋肉量とかエネルギーとか!翼の尖った端は翼端失速を招くだろ!とか!!困っちゃう。

 

まぁとはいえ山田章博の絵はすごいんだけどね(掌返し)。↑のようなツッコミを無効化するような、ケレンと肉感と均整の取れた構図と。絵の完成度で黙らせる。―黙らせられたほうです。小説は問題山積みだし未完成絵っぽいものも(これは小説・漫画とも)あるけど、黙るしかないんだよなぁ…

という訳で現生哺乳類。あーおちつく…とはいえバイソンはまっっったく身近でも納得感のある姿でもないけどな!何だあの肩の盛りあがりと額。戦闘種族か!神秘的!

 

ちなみに模写なんだがもとの撮影者もしくは加工者がわからない。まぁwhiteでもAlbinoでもggればすぐ出てくるあの画像です。あれ。

山田章博つづき。

『beast of east』は未読なのでおいといて、山田漫画では小悪魔(シリーズ)が一番好きかもしれない。被害者と加害者のギャグがツボなんだよー。いや例によって脚本にはツッコミどころがあるんだけど。なんで探偵やねん、とか(世の"探偵"を冠する漫画タイトルの多くに必要なツッコミ)*。

 

『おぼろ探偵帖』も絵が佳くてねー…。スッと伸びる線の美しさよ。少女漫画由来の線の少ない絵で(作者比)あのニュアンスと造詣の妙を伝えられるの、すげぇ…!あれペンは何を使ってるんだろう。『ファリス』は筆とミリペン+αってあったけど。十二国記と同じく、入り抜き掠れと溜まりは筆っぽいんだが。

 

*最近『魔人探偵脳噛ネウロ』読んだら作中でちゃんとそこ指摘して理屈付けてた。

0826は National dog day なんですって!

 

…いや関係ないんだけどさ、貰えるネタは貰っとくべきかなって。猫ばっか描いてる気もするし(そうでもない)。とはいえうちの犬も猫も写真が手元にないので他所の賢そうなお子の写真をモデルにさせてもらいました。うちのはなんか…もっと、こう……情けない顔なん…あと顎とかに白髪が。(子犬写真に言っても仕方ないだろ)

 

あと二色刷りっぽくしたかったんでブラウンのせたら、チョコレートのレトリバー(レア)っぽく。嘘ですうちのはふつーの黒ラブです。

「Nameless world」に出てきたスケボー魔女みたいな。

9/20「バスの日」ってのがあるんですと。

 

…バスつっても『殺人リレー』しか浮かばなかった。で、それっぽい絵柄を求めて丸尾末広風に。いや好きではないんだけど。米倉斉加年を選ぶべきだったか…さらに描けないなぁ。

あの繊細な曲線は易々とはいかんよ。丸尾氏も線の量とバランスは驚異的なものがあるし。

 

『殺人リレー』はねぇ映画(ユメノ銀河)も見たことあるけど…映画にする必要ないよな。叙述の面白さもキモだし。ていうかあの無意味な改変オチは……………

East Khasi Hills Of Meghalaya

 

木の吊橋。両岸から恐らく生きてる樹をひいてそれにツタが絡んで苔やら地衣類やらが生えて…それ自体が生き物みたいになったやつ。すげぇ。