王様の耳は

なんかこう、くっそ後味悪くて関係めちゃくちゃで何の幸せも見出せないような話が書きたい(読みたくはない。あんまし)

 

blchじゃさすがに無理っていうか二次ではやっちゃいけない気がするけどもどうしたもんかね。

 

 

 

なんだろう、

主人公は夢を見ている。夢のなかで、ゾンビが暴れまわるもので、必死こいて殲滅戦するんだけど。

このゾンビはT-ウイルス型で、延髄を破壊すれば二度と起き上がらないタイプ。だけど腹が満たされてる間は凶暴化もしないし、コミュニケーションも可能、という変則型。但し、眠らない。記憶も前に空腹だった以前のことを留められない。

で、ところどころ目覚めている状態の描写を挟みつつ。

目覚めてるときに主人公がいるのは、収容所だか研究所だか、とにかく凄く小さなコミュニティ。そのなかで数人ずつ、必ず死んでいく。それは、夢の中でゾンビとして殺した人間だった。夢の中では、生きた人間とも出会うので、夢は複数人で見ている模様。が、ゾンビになった人間には夢は見れず、ただある瞬間に殺されるだけ。

つまり、夢の中での”生者”には現実の生殺与奪の権が握られている。そのことに”ゾンビ”の側でちょっとずつ気づき始める。一旦ゾンビになってしまえば、次の日の朝まで生き残れるか否かは運次第。

一方生者側は、起きている間も戦略を練れるし、翌朝までにゾンビを駆逐してしまえばもはや何者にも脅かされずにすむ。けれど、起きている間、あるいは満腹時のゾンビとの間に流れる共感、そしていつ自分がその立場に陥るか分からない不安から、駆逐に躊躇を感じる者も多い。

そして、ある日ついに、昼日中”生者”が殺される事件が―――

 

みたいな。どう転んでも殺人者。な集団ばとろわとかどうでしょう。