またまた要サイトをうろついていたら、「東仙要から貴方へ10の質問」を見つけましたよ。昔はこんなんがあったんだなぁ(ホロリ)
いや、内容は別に 「私が答えてどうするよ」という質問ばっかだったんですが、そのなかに
4:十三隊の隊長の皆にとって私とは如何いう存在だろう?
とか! あってですね!! 滾るのですよ。(回答者さんが巧かったせいもある)
で、つい
▼二番:砕蜂
「…(応える意義があるのかと言いたいところを、食い下がられると面倒なのでしぶしぶ応え始めるまでこの間1分30秒)」
「堅物。クソ真面目、視野狭窄。目的のための手段は厭わんくせに目的地の変更は頑として拒むうえに、それをやり遂げるだけの力をつけてしまった不憫もの。
それから他者(ひと)をひととも思わんくせに、義務感だけで丁重に優しげに慈しむ仁兄。虫唾がはしる」
「"戦いは愚か"だ?ふざけるな。奴のそれは他者と争う前に他者と対峙するのをやめてしまっただけの引篭もりではないか。対話を拒んで世界に絶望するな。それでも傷つく己を自覚しろ。というかそれ以上傷つくな」
「貴様を守りたいと望む者たちの心情をこそ汲んでやればいいものを、『お前は大丈夫だ』とか突き放して、自分を相手の視界から抹消するとか心得違いも甚だしい。彼奴らが希むは、貴様自身ぞ――そう簡単に憧憬した面影を拭えるものか」
(大前田「隊長!主に冒頭が、もろご自身への指摘――――ごばっ」)
「・・・…ずいぶんな言われようだね」
「君も相当頑固だし、何より第三者への示威ではなく当人を前にしてそれだけ扱下ろすところは、かなり――辛辣を通り越して傍若無人だと思うけれど。ひとをひととも思わないのは君のほうではないかな」
「安心しろ、貴様はそのわたしが認めるロクデナシの器というだけだ」
補足 : 砕蜂は東仙本人を前にしては罵詈雑言を連ねるけれども、他者に対してはそれを示さない。それは自分自身の対峙する位置を雄弁に語ってしまうから。そういう意味で、砕蜂は東仙に対して、周囲の不特定多数に対してよりも、"腹を割って" 話しているといっていいかもしれない。とか妄想。
「ただ」
貴様に対してはフェアでありたいと、姿勢を正す自分がいる。他者を拒絶するその思考は読めなくとも、只管に真摯なその魂のかたちを、知っている。―――それを、うつくしいと思う。
「その清廉さと毅然とした姿勢は買う」
男は微笑する。そうすることをわかっていた。
「―――有難う」
礼を言うことで、この男は自分の視線をするりとかわす。胸の奥から湧き出たことばを、儀礼という熨斗で包んでそのまま返してくる。
それを臆病だと笑えない程度には、自分も他者と距離を隔てて生きてきた。拒絶されることにも、慣れている。
オチに惚気めいた返しを入れようとして、そのめるへんっぷりに耐えられなくなり挫折。
東仙隊長が、計算なしに誘い水を向けるとか無いよ!! (偏見)