は腐った水草だったってね。
『DESCENT :Part2』感想です。愚痴のようなものですので、それがうっとうしく感じられる方はどうぞ戻りください。
THE DESCENT :Part2
監督・編集:John Harris
エグゼクティブ・プロデューサー:Neil Marshall (←「ディセント」監督)
音楽:David Julyan
内容紹介
今世紀最高のホラーと謳われた傑作『ディセント』から3年。待望の続編がついに登場!
(略)「ディセント」監督・ニール・マーシャルが今回は編集に回り、編集のジョン・ハリスを監督に抜擢!
じりじりと心理的に追い詰められる前作の恐怖に加え、今作は洞窟の中で次々と人が襲われるアクションホラーとして、見事にグレードアップ!(略)
【ストーリー】
米アパラチア山脈に面した田舎町。数日前に洞窟探索に向かった女性6人のパーティーが行方不明となり、報道陣が詰め掛けていた。
そこに血まみれの姿で洞窟から1人生還したサラが発見される。
警察は残る5人の行方をサラから聞き出そうとするが、サラの精神状態は不安定で一時的な記憶喪失も引き起こしている。
会話もままならないサラに痺れを切らした刑事は、レスキュー隊の面々と共に洞窟に向かう。錯乱状態のサラを連れて…。
崩落した岩で退路をふさがれ、洞窟を奥へ奥へと進んだ彼らが目にしたのは、変わり果てた行方不明者たちの姿、そして恐るべきモンスターたちだった・・・。
サラが記憶を取り戻した時、彼女には再び地獄が待ち受けていた。
** はじめに言っておきます。割りと期待して視聴したので、点が無駄に辛いんです。きっと。
見なきゃよかったよちきしょー
Neil Marshallの「DESCENT」は自分史上最凶の恐怖映画だった(horror(生理的嫌悪の喚起)を鏤めたterror(危機感や怖さ等の脅迫)の語りの巧さと後味最悪な情念の偏執的な描写と呼び起こされる狂気(鑑賞者自身が狂うかもしれないと思わされる恐怖って最強だろう)!!)のに、
何でこんな大味ステレオタイプC級化物映画になった・・・
脚本が大雑把なんだろうなと。かつ、それを無理やり押し流して疑問を抱かせないだけの魅力がががが・・・ツッコミどころ満載の映画は好きなんですよ「300」とか。 穴はあるのにそれを気づかせなかったり、それが取るに足りないようなものだと思わせる馬力のある映画は、言い換えれば見るに値するわけですよね。
これはそうじゃなかった。
鎮静剤打ったのに何で無理やり引きずり出せんのとか、その設備点検しろーとか連絡手段無しなのになんで後衛とかフォロー部隊がいないのとか、考えてるうちに、そもそも成熟した牡鹿を殺せる奴ら数十匹を相手にして貴女なんで生きて帰れたの、という点に思い至ってしまうわけですよ。物語が成立しなくなっちゃうじゃないか・・・。
そのくせ欲張ってちょっといい話にしようとかして人情エピソードを挟んじゃうから、オチが嘘くさい(落差がありすぎる)。どうせ陰謀説とか近隣の民間信仰とか引っ張ってきて続編つくったりするんでしょうよヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!
あと一言。
血が出てればグロいと思ってるんなら、魚河岸でも行ってろ!!
(違うと気づけ、の意味。念のため。←だって差別的だーとか言われると困るから・・・)
要はNeil Marshallが凄過ぎたってことなんでしょうな。1作で終わらせとけばいいと、―本人も含めて―認識してたなかで、興行のために火中の栗を拾わされたのが John Harris氏だった、と。
これから見る人は、過度に期待しませんよう。。。1を2回見たほうが怖いと思うけど。
以上、あまりの怖さに電灯消せなくて寝付けませんを狙ってたのに、つまんなさに腹立てて寝付けません、に陥った愚痴でした。
コメントをお書きください